基礎代謝と免疫の関係
2020.7.11
基礎代謝と免疫の関係について。
どちらも体の中で起こること、健康のために重要な働きであることは同じですが、どのようにつながっているのでしょうか?
基礎代謝とは
基礎代謝とは、安静状態でも消費するエネルギーのことです。
生命を維持するための必要最小限のエネルギーとも言えます。
身体を動かさなくとも必要な事といえば、「体温を維持する」「食べた物をエネルギーに換える」「呼吸をする」などがあります。
基礎代謝量の約3割は肝臓、約2割が脳、同じく2割程度を筋肉も消費しています(大人の場合)。
年齢を重ねるにつれて基礎代謝が落ちていく、とよく話されていますよね。
基礎代謝が下がる原因にはいくつかありますが
・年齢
・不規則な食生活
・筋肉量の低下
などがあげられます。
基礎代謝が下がると、「体温が下がる」「冷え性」「太りやすい(痩せにくい)」「血行が悪くなる」などのことが起こり得ます。
体温が下がると、免疫力も低下してしまいます。
ここが基礎代謝と免疫力のつながりです。
体温が下がると血流が悪くなります。
血液は細胞に栄養を運んで老廃物を回収する働きの他に、免疫細胞も持っています。
免疫細胞のパトロールが行き届かないと、ウイルスや細菌の発見が遅れたり十分に戦えなかったりします。
逆に、基礎代謝が上がると免疫力が上がることにつながります。
どうしたら基礎代謝を上げられるのか?
免疫力を高めるには、基礎代謝が影響していることがお分かりただけたと思います。
基礎代謝を上げる方法は次のようなものがあります。
筋肉を鍛える
代謝を上げる食べ物を食べる
体を温める
(トレーニングジムなので) 筋肉を鍛える についてお話を掘り下げていきます。
基礎代謝量の約2割を筋肉が占めているということから、筋肉へのアプローチも重要です。
当ジムでは代謝アップ効果が高いとされる加圧トレーニングを行なうことができます。
加圧トレーニングとは
腕や脚の付け根に専用ベルトを巻いて圧迫し、適度に血流を制限した状態で行うトレーニングです。
血流を制限することで、一時的に脳が血液減少と感じ、心臓の働きが活発になって血流量が上がります。
そうすることで血行がよくなります。
筋肉を鍛えるとともに血流アップを促せるため、代謝アップへの道のりが近くなります。
トレーニングを始める際には、選択肢の一つに考えてみてください。
免疫力を高めるために、小さなこと、手軽にできることからアクションを起こしてみてください!