ダイエット(減量)と有酸素運動の相性
2020.6.1

パーソナルトレーナーの山﨑です!
これからスタッフがトレーニングや食事などのお話をブログで投稿していきたいと思います!
ということで、スタッフブログ第1回目はタイトルにもあるようにダイエット(減量)と有酸素運動の相性についてお話したいと思います。
有酸素運動の効果
有酸素運動は体力の向上、BDNFの増加(脳の機能向上)、成長を促す効果のある神経系のタンパク質を増加させます。
BDNFは減少してしまうと、精神疾患(うつ病や認知症など)の発症につながるため、そういった予防を目的に行うのであればとても効果的です。
では、ダイエットなどの減量を目的とした有酸素運動について本題に入っていきます。
ダイエットなどの減量を目的とした有酸素運動
ダイエットなどの減量を目的とした有酸素運動は長時間行う方がほとんどだと思います。
しかし、実は期待するほど効果が高くなく、むしろあまり期待しない方がいいというデメリットの方が多くあるのです。
なぜ期待するほど効果が高くないのか
☆カロリーについて
結論から言うと、そもそも有酸素運動をして痩せるということは、ものすごく頑張らなくてはいけないのです。
ランニングをして消費するカロリーは難しい計算式になりますが、ざっくりと計算をするのであれば、⦅体重kg×距離km⦆で考えてみましょう。
例えば75kgの人が10km走ると⦅75kg×10km⦆となるので消費カロリーは750kcalとなります。
脂肪を1kg落とすには7200kcalの消費が必要となるため、この75kgの人であれば96kmの距離を走ってやっと1kgの体重が落ちるということになります。
フルマラソンを2回以上走って1kgの体重を落とすのは、時間もかかり、気力も使い、割にあっているとは思えません。
つまり、ランニングの消費カロリーはみなさんが考えているよりもずっと少ないのです。
デメリットについて
長時間の有酸素運動はコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンを分泌させます。
コルチゾールは正常な分泌量であれば、睡眠中に糖や脂肪の代謝を行ってくれるため、脂肪燃焼効果が高まり、ダイエットなどの減量に良い働きをします。
しかし、コルチゾールがあればあるほど良いわけではありません。
増えすぎてしまうと、周りに悪影響を与えはじめます。
- 成長ホルモンの働きを阻害⇨筋肉増強の妨げや基礎代謝の低下=減量には逆効果
- 食欲抑制の働きをするセロトニンの分泌量低下⇨食欲増進=減量には逆効果
- コルチゾールの分泌⇨脂肪を蓄積させる働きをするインスリンが大量分泌されているため、食事で摂ったものがスムーズに体脂肪となり、蓄積されてしまう=減量には逆効果
つまり、走れば走るほど体内は太りやすい環境になっていくのです
有酸素運動で減量できるのは事実ではありますが、現実的に考えると相当な消費カロリーを増やすのに加えて、摂取カロリーを相当我慢しなければいけません。
根性でやるという気合いがあればできなくはないと思いますが、かなりきついですよね…。
そこでオススメしたいことがあります!
NEAT(ニート)を増やしましょう
NEATとは…運動以外での活動のことをさしています。
例えば、いつも電車やバスで座っていたのを立つにするだけでも消費カロリーは増えます。
つまり、NEATが増えたことになります。
他にも、エレベーターやエスカレーターを階段にしたりなど、考えれば日常生活を少し変えるだけでこのNEATは増やすことができます。
まずは、座り時間を減らすことからやってみましょう!
普段自分がどのくらい座ってるのか一度考えてみるのもいいかもしれません。
今はコロナの影響で外出が出来ず、コロナ太りなど気になっている方も多いと思います。
なので、まずは家の中での座り時間を減らしてみましょう!
ずっと座ってテレビを見ているならば、間で少し立ってテレビを見る。
これだけでもNEATは増えますよ!
是非やってみてください!
※厚生労働省より
コロナ対策実施中
リハビリ、サルコペニア対策、生活習慣病予防対策等が必要とされる利用者様のために営業を行なっております。
これからも利用者様が安心してジムをご利用頂けるよう、管理を徹底してまいります。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
マンツーマンで行うパーソナルトレニングも随時受け付けております。
グループトレーニングのように密にならないため、安心してトレーニングを行えます。
また、管理栄養士による栄養指導も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
Tel:055-957-5713
Mail:hiwalani2020@gmail.com